2012年刊行の『婚活疲労症候群』という本を読みました。
1961年生まれの高村恵さんという企画コピーライターのかたが、ご自身の44歳からの婚活を踏まえながら上手くいかないために、じわじわと精神的ダメージをうけ、気が付けばウツ状態に陥っていたり、不安障害から過敏性腸症候群をまねいたりするケースがたくさんあるというレポートです。
『わたしがたくさんあったお客さまのなかにウツにまでなった人は、いるか?』というと、わたしが、気付かなかっただけかもしれないですが、そこまでの人は、記憶にはないです。
「ここは、私には、あわないので・・・」とやめていった人はいます。
高村さんも書いていますが、「7歳になれば自動的に小学校に入学し13歳になれば中学生になるように、それなりの年齢になれば自動的に自然と結婚するものだと考えていました。もちろん、熱烈な恋愛結婚で」また「わたしがオールドミスになるわけがないと思っていました。」らしいです。
高村さんのケースは、自分でも気付いていらしゃいますが、「ときめきのない人と結婚なんてできない」と思い込んでいるところです。はっきりいって、結婚向きと恋愛向きは、違います。
オシャレで、女性に気配りできて気前もいい男気のある男性!
【オシャレ】いいかえると、自分にお金を、使って、彼女には使わない
【女性に気配り】いいかえると女性慣れていて、女性にもてる
【気前がいい】金遣いが荒い
【男気】上から目線
つい最近テレビで65歳になってる石田純一さんが、奥様の石田理子さんに「女性とご飯2人で食べに行く時は、自己申告して行って」と言われて渋々承知していました。
3人の子育てで忙しい奥様は、本当は行って欲しくはないと思います。
モテル男性の妻も大変だと思います。
いかに、発想をかえれるか?
服装に無頓着なら、結婚後は、女性の選んだものを着るだろうしお金もつかいません。
勿論、生理的に無理はだめですが、じっくりと育てていく愛情もあることに気付くべきです。
昔、それこそ私達の時代は、結婚は、家同士がするもので、家がつりあっていれば本人の意思は、あまり関係ない。
ですので、お医者さんのお嬢様はお医者さんに、資産家のお嬢様は資産家のご子息と、結婚しています。
価値観つまり、経済感覚が似通っているので(どこまで、普通でどこからが贅沢か?)うまくいってる人も多いように思います。
こんな調子で、親世代と同じような結婚をしようとしている、お医者様のお嬢さんや資産家のお嬢さまは、今の自由恋愛の時代、医者や、資産家の男性は、数がへってきているぶん、恋愛結婚4年説、女性結婚平均年齢29歳から、逆算すると25歳時点では、出会ってないとだめです。
結婚は就職以上に、人生に大きな影響を与えます。
女性の25歳男性の29歳で出会っていなければ、「出会うために自分のできることは全部やる」というのが、選択肢は多いが、自分で動かないと結婚できない時代の賢い考え方ではないでしょうか?