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2018-11-05
男の婚活物語⇒42歳公務員山田孝雄の場合①・・・相談所登録編
山田 孝雄(仮名)42歳どこからどうみても、中年男である。
身長165センチ体重72キロ やや小太り 白髪交じりの短髪 誠実そうな大きな顔
ぱっとみて年齢的にも、体型からみても既婚者にみえる花のない普通のおっちゃんである。
緊張するとすぐ汗をかき、ハンカチでふきながら、仕事柄、丁寧な言葉使いの、みるからに人のよさそうなどこにでもいるおっちゃんである。
仕事は、公務員、裁判所の事務職員で、転勤は、あっても近畿県内である。
山田も、敦賀にいたこともあるが、現在は大阪地方裁判所勤務である。
家族は、母が死亡、70代の父と、2歳年下で、会社員のこれも独身の弟と、3人暮らしである。
家事は、主に父親が、炊事などを担当している。
趣味は、寺社巡り、最近ピアノを習い始めた。
とにかく今まで、女性には、縁がなかった。
高校では、それなりに好きな女の子もいたが、告白する勇気なんて全然ないし、しても撃沈することは目にみえている。
あまり、考えずにまじめに過ごしていた。就職しても、まわりは、男性ばかりだし、恋愛とは、程遠い職場環境にあえて、行動も起こさずにいた。
というか、「いつか、そのうち、結婚するものと思っていた」が、まわりの友達もほとんど結婚してしまって、それまでも合コンにもさそわれることもなく、40を過ぎたころから、何となく「このまま1生1人だな」とあきらめてしまっっていた。
なので、昔から憧れていたピアノを、習いだした。
ピアノが特別好きというより、学生時代から、一般庶民を自覚している山田には、お嬢様=ピアノ、つまりピアノを習っているようなお嬢様にずっと憧れていた。
で、知人に紹介された32歳の玲子先生を見たときは、これぞ、お嬢様中のお嬢様「この先生しかない」と即、習いだした。
指も短いし、もたもたしたが、玲子先生が隣で、指導してくれることに大満足、週に1回の練習は本当に楽しみだった。
そんなある日、裁判所の福利厚生の本を、みていて結婚情報サービスの、優待があることにきがついた。
「ふーん、結婚情報サービスの優待かぁ、どうせ、無理かもしれないけど、優待あるんだったら、話を聞いててみようかな」と、何となく思った。
「無料相談?無料なら、話だけ聞いてみよう」そう思った山田は、フリーダイヤルから予約した。
電話で応対した年配女性は、こちらの住まいや、勤務先を聞き、優しく「男性が圧倒的にすくないから、山田さんのような公務員さんはモテますよ。」といった。
信じたわけでは、なかったが、とにかく予約した。
上場しているし、きれいなビルのきれいな事務所だし、不安は全然なかったが、「42歳で、自分のような普通の中年男に相手なんかいるんやろか?」こういう相談所に女性が登録しているイメージがどうしてもわかなかった。
立派な受付を通り、案内されたのは、たくさんの小さいブースに仕切られたうちの1つで、パソコンと資料がおかれていた。
マダムな熟年女性が満面の笑顔であらわれ、いろいろと質問された。
「山田さんのような年収700万の公務員は女性から人気だから一杯申し込まれますよ」
とまた、いわれ、パソコンでこちらを希望している女性のデータをみせられた。
1人1行で、年齢、学歴、職業、居住地、身長、体重、婚歴などのデータが文字で綴られていて、1500行くらいあったが、これが、女性とはイメージ出来ずにいた。
「相手はいるのかもしれない」そう思い始めて、いろいろと説明を聞いていると「半額だし(法務省対象のキャンペーン)やってみようかな?」と思い始めた。
というか、「やってみないと分からない」と考えた。
マダムのテンポのいい口調にものせられ気が付いたら「今日、登録するとは、思わなかったけど、可能性があるのなら、やってみます。」といっていた。
そこから、契約書をかき、カードで入会金をはらい、独身証明書(そんなものあるんだ?)を手配しあと、源泉徴収票を送る封筒をわたされた。
全部で3時間。あっという間だった。