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2019-05-06

男の婚活物語⇒渡辺 英樹(仮名)医師32歳の場合

京大医学部を出て、大学で研修をすまし勤務しているのは、関西の子供専門の病院だった。

街の小児科や、普通の病院では、無理な、難病の子供が入院している。

なかには、家には、帰れないまま、ずっと、病院にいる子もいる。

家族も本人も、大変だ。

重症の子供の病棟の看護師は、子供をもつのが怖いといっているものもいる。

担当の子の病状が、急変すると、いつでも、呼び出される。誕生日でも、クリスマスでも、お正月でも・・・

勿論、夜勤や、当直もある。

医者は、モテルという実感は全然なかった。

勉強や研修に追われ、今は、過激な仕事に追われている。

紹介するとよくいわれるが、医師の娘や、お金持ちのお嬢様は、ピンとこない。

勤務医は、サラリーマンだし、仕事の割に稼げるわけでもない。

堅実で、聡明な普通の人で、仕事を理解してくれるひと。

クリスマスでも、正月でも、一緒に過ごさなくても文句をいわない落ち着いた女性がいい。

というわけで、時間もないので、結婚相談所に登録した。

プロフィールシートをよく見る間もなく、あまり、申し込まずに、ほっておいていたら、申し込んできたのが、2歳年上の、市役所勤務の信子だった。

神戸大学を、でていて、ずっと、ピアノをならっている。

ものしずかで、落ち着きがあり、やはりはなしがあう。

わがままを言わないところや、僕の体を、きずかってくれる・・・そんなところも、派手じゃないところ、女らしいところ、小さな声で静かに話すところも全部がきにいった。

意気投合して、婚約した。

彼女も当分は、仕事を続けると言っている。

病気で父を亡くし、母と妹だけの彼女の家にも挨拶にいった。

彼女も、挨拶にきてくれた。

実家が近かったこともあり、両親もよろこんでくれた。

彼女も入会直後だったらしいがとんとん拍子に決まった。

初めてのクリスマスとお正月も一緒には、過ごせないかもしれないが、趣味のピアノを弾いてまっていてくれるそうだ。

1人にしか、あっていないが彼女以上の人はいないと思う。

結婚相談所は、自分にとっては、正解だった。

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