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2019-04-15

儀式とおばあちゃんの着物

着物を着る機会が減りました。

私は、いわゆる船場育ちで、6歳から日本舞踊12歳から、お茶とお花を習っていました。

踊りのお稽古は、勿論きものです。

夏は、ゆかた。冬は、ウールの着物に半幅帯でお稽古していました。

花柳流の名取なので、勿論、着物を自分で着れますし、同世代の人より圧倒的に着物を着る機会は多かったようにおもいます。

特に大学生だった5月に、名取のお稽古に、その当時の夙川のおっしょっさん(家元)のところに2歳下の幼なじみと毎日、着物を着てお稽古に通ったのは、よく覚えています。

私のころは、お嫁入のお仕度として、母が毎年、いろんなお着物を、出入りの呉服やさんから買って長年かかって、お嫁入のお仕度をしてくれました。

出入りの呉服やさんは、京都のかたで、母の実家からの出入りでした。

こちらの好みや、持っているものをしっているので月に1度くらいは、大きな風呂敷に反物をかついでやってきては、いろいろと見せてくれます。

絹の反物を、広げてくれるその様は、子供心にもワクワクしたものです。

お正月は、特に初買いと言って必ずなにか、よく長襦袢を、あつらえていました。

もちろん、お手入れも、染み抜き、洗い張りは、日常茶飯事としてお頼みしていました。

年配の呉服やさんが来なくなったら、当然、後を継ぐ人もいないし、私ですら、めっきり着物を着る機会は減りました。

今、着物をきるのは、成人式、結婚式、宮参り、七五三、卒園式、入学式・・・儀式に限るようになってきました。

滅多に着ない方が手入れが大変で、風をとおさないとオールシルクなんで、カビや、シミ、汚れなど、業者さんが、減っていることもあってたいへんです。

留めそでは、数少なく使うおきものでしょうか?

嫁ぎ先から、帯と着物を、結納でいただいた作家ものの着物と帯。

主人の両親が早くなくなり、何回も仲人をしたりしたので、結構きました。

3月の甥の結婚式が、最後かな?若い人のゆずり、母のものか?

孫なら、おばあちゃんのものを着ることになると思います。

9歳の孫の結婚式、生きてるかな?それより留袖を着れるんやろうか?

そう思いながら、おばあちゃんの留袖を、どこへ洗い張りにだそうか?

大切なきものなので、高いとわかってても、デパートかな?

最近は、阪神の悉皆やさんを使ってるので、念のため大丸と見積もりを取ってもらいました。

洗い張り、比翼、胴裏、仕立て最終、阪神でも、大丸でも20万円となりました。

「この着物20万円では買えませんよ」声を揃えて言われます。

売るとなると、二束三文なのに・・・と思いながら、預けてきました。

こうなったら、もし、孫が着物の結婚式でなくても、写真だけは、とるよ!

元気で長生きしなくっちゃ!!

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