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2018-04-30
若くても冷静な20代女性の婚活

結婚相談所に親子や家族で来られる方々も多いです。
25歳の女性の獣医さんがお母さまとこられました。
「この子の兄は国立大学出身で結婚してます。
この子は、このままでは、仕事が忙しくて出会えない。
できたら、兄のような人がいい。」なんておしゃってました。
たまたま、お兄様と同じ大学出身の上場企業にお勤めの28歳の男性と
真剣交際にはいり、とんとん拍子でお話は進みました。
ある日、休暇中の私にお母さまからただならぬ様子で電話がはいりました。
彼のご両親は、彼の祖父母と田舎にいらっしゃいます。ところが、彼は、遠くない将来にみんなをよびよせて、田舎を引き払いたいといったらしいのです。
お母さまは、「今もわたしは、姑で苦労している。同じ、苦労を、絶対にこの子には、味合わせたくないんです。同居の予定はないと書いてあったのに、話が違う」とえらい剣幕です。
「今すぐというわけでもないし、会社都合でなにがあるかもしれないし、向こうの親御さんの意向もわからないんでしょう?親のいない人のほうが少ないんだし、かれ本人以外の要因で、彼のような高額物件(すみません。不動産に例えています。)を、見送るなんてもったいないですよ。」ともうしあげましたが、お母さまは、どうしても聞き入れてくれません。
「こだわりの第一が、親との別居といわれるなら、それも仕方ありません。
思うようになさってください。」と長い電話をきりました。
ところが3ヶ月ほどして、お2人が成婚報告にこられました。
指輪のお申し込みや1連のやり取りをみていても、リーダーは彼女!
おとなしそうでも、お母さまより余程しっかりされてます。
彼女なら、同居しても、いや同居も回避するのではないでしょうか?